樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2023年11月1日現在)
11月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
3種類ともアルコール度数が更に上がり味が重くなりましたが、加水する事でバランス良くなり華やかさを楽しめます。
また、今年もラガヴーリンとトマーティンは11月中に原酒を補充する予定ですので、熟成感を楽しみたいお客様は早目にお試しください。
(ラガヴーリンはちょっと隠し味を追加する予定です)
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約61か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約65%(11月1日現在実測値)
アルコール度数は先月より上がりました。
香りは変わらずしっかりとしたアーシーなピーティです。
味はヨード感が強いしっかりとしたピーティの奥にラガヴーリンらしい美味しさを感じます。
加水すると力強いラガヴーリンらしい美味しさが余韻まで楽しめます。
先月に比べ度数が上がり、やや重めになりましたが加水することでバランスが良くなります。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約36か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約63%(11月1日現在実測値)
アルコール度数は先月より上がりました。
香りはベリー系やダークチョコレートっぽいシェリー樽由来のニュアンスを強く感じます。
味は若干の渋味を感じた後、シェリー樽由来のベリー系などが強く現れます。
加水すると渋味が消えバランスが良くなり、ベリー系の後にバニラやフルーティを感じます。
こちらも重さを感じるようになりましたが、少量加水することでバランスが良くなります。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約10か月半程熟成。
アルコール度数:約60%(11月1日現在実測値)
アルコール度数は先月より上がりました。
香りは華やかさを伴うケミカルや素朴なお花を感じます。
味はアルコールの刺激が若干ありますが、麦芽の甘さやうっすらと不快ではないケミカルなニュアンスが感じられます。
加水するとお花の様な華やかさが現れ、重さとのバランスが良くなります。
こちらも重さを感じるようになりましたが、少量加水することで華やかさが出てきてバランスが良くなります。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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