樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2021年9月1日現在)

9月になりましたので、緊急事態宣言による休業中ではありますが当店恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせいたします。

●Classic of Islay (クラッシック オブ アイラ)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンです。

当店にて2018年9月27日より約35か月熟成。(2021年2月に原酒補充)

アルコール度数:約58%(9月1日現在実測値)

アルコール度数は先月より下がりました。

香りはピーティーとスモーキーがバランス良く感じられます。

味はラガヴーリンの力強さと美味しさが味わえますが、その中にも後味ではフルーツが感じられ重さと華やかさが同居しております。

加水するとピートの奥に隠れていた様々なフレーバーが現れて、より一層華やかになります。

冬から初夏にかけてはアルコール度数が上がり過ぎて、ストレートでは飲みづらさも感じましたが今月はそういった事も無くストレートでも美味しく味わえますが、やはり加水すると隠れていた味が出てくるので最後は少し加水するのがおススメです。


●Highland Classic (ハイランド クラッシック)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。

当店にて2020年11月10日より約10か月熟成。

アルコール度数:約55%(9月1日現在実測値)

アルコール度数は先月から変わっていません。

味や香りも変化は少なく、かすかなバニラの後からトマーティンらしいフルーツ感が感じられます。

加水をするとフルーティな味をより感じるようになるので、ストレートでお飲みの際にも途中で少しずつ加水されるのがおススメです。


●USQUAEBACH (ウシュクベ)

ブレンデッドスコッチウイスキーです。

当店にて2018年9月27日より約35か月熟成。(2021年2月に原酒補充)

アルコール度数:約50%(9月1日現在実測値)

アルコール度数は先月から変わっていません。

味や香りも変化は少なく、フルーツ感やシトラスが感じられ、ブレンデッドながらもモルト原酒の個性がしっかり味わえます。

加水すると、青リンゴや洋ナシなどのフレーバーがよりいっそう感じやすくなります。