厚岸ブレンデッドウイスキー 【雨水】 入荷しました

厚岸蒸溜所より二十四節気シリーズ第二弾となる『厚岸ブレンデッドウイスキー 雨水(うすい)』が2月28日に発売となり、当店でも早速入荷しました!

今回のボトルは、厚岸蒸溜所にて作られたモルトウイスキー原酒を半分以上使い、スコットランドから未熟成のまま輸入し厚岸にて熟成を行ったグレーンウイスキー原酒をブレンドした物です。

当店ではハーフショットからご提供の他、他ブレンデッドウイスキーとの飲み比べセットも用意しております。


●厚岸ブレンデッドウイスキー 雨水(うすい)

・熟成:モルト原酒・グレーン原酒共に厚岸蒸溜所にて3年以上

・アルコール度数:48%

・テイスティングノート:

蒸溜所情報では、『ダークカカオ, カスタードプリン, レーズン, 柑橘様の香り、レモン, ライム, オレンジキュラソー様の爽やかな味わい、ホワイトペッパー様のスパイシー, ミルクチョコレート様の甘味が続きます』とされています。


※以下、店主の感想です

香りはちょっと香ばしいものや柑橘が感じられました。

味はカカオと爽やかな柑橘系の後にスパイシーが来ますが、そのスパイシーの中に厚岸特有の甘さが感じられます。

加水すると柑橘系がより感じやすくなり、スパイシーが弱まって厚岸特有の甘さなどが感じやすくなります。

トワイスアップにすると、よりスパイシーさが弱まり甘さが引き立ってきます。

ロックでもえぐみが出ずダークカカオの味が前面に出てきて変化が楽しめ、水割りにしても同様の傾向が伺えます。


同じブレンデッドで以前発売されたニューボーン ファウンデーション№4はシェリー樽原酒の濃厚さを強く感じましたが熟成感が足りず尖った印象があったのに対し、今回の雨水は未熟感を感じさせずグレーン原酒の「薄めた感」も無い良く出来た一本だと感じました。

また、ロック・水割り・ハイボールにしてもえぐみが出ず持っているポテンシャルを失わないのは良いブレンデッドだと思いました。


※雨水とは暦の二十四節気の中で立春と啓蟄の間、冷たい雪が解け雨に変わる季節(今年は2月18日)を表します。

厚岸蒸溜所では今後、年に3~4種類のボトルをリリースする予定となっており、その都度二十四節気の名称を付けていくとの事です。