ウイスキー文化研究所20周年記念ボトル入荷しました

2001年に前身のスコッチ文化研究所が設立され、今年3月で20周年を迎えるウイスキー文化研究所から、20周年記念ボトルがリリースされました。

今回はスペイサイド地方のベンリネスで、スコ文研創立の2001年に蒸留された土屋守氏おススメの逸品です。

今回のボトルは20周年記念第一段と銘打っているという事は第二段も期待出来ますね。


●Benrinnes(ベンリネス)

ベンリネスはジョニーウォーカーなどの重要な原酒で、シングルモルトとして出回る量は極めて少なくオフィシャルボトルもディアジオの花と動物シリーズしかありません。

2007年までは変則的な3回蒸留を行っていたとの事で、今回のボトルもその時期に蒸留された物です。

蒸留:2001年

瓶詰:2020年8月

度数:50.2%

熟成:リフィルシェリーホグスヘッドにて約19年熟成

ボトリング:G&M社(コニサーズチョイス)

リリース元テイスティングノート抜粋

アロマはスイートでフルーティ、瑞々しいプラム、サルタナレーズン、オレンジ。ビッグでスパイシー、トフィー、キャラメル、蜜蝋。非常に複雑。

フレーバーはスイートでスパイシー。塩キャラメル、タンニン、オーキー、凝縮されたフレーバーが複雑にからみ合っている。余韻は長くスパイシーでスイートなフレーバーがいつまでも続く。

ベンリネスの特徴がよくあらわれている。非常に複雑で、凝縮された旨味が長く続く。


私見としてはリフィルとは思えないシェリー樽の風味が強いが、それに負けないベンリネスのミーティな味が余韻まで楽しませてくれます。

数滴加水するとスパイシーの中に隠れている甘みや旨味がより感じられるので、ストレートから少し加水しながらお楽しみください。

従来の加水した普及版からカスクストレングスのハイクラスへ路線変更したコニサーズチョイスとしては当店で初めての入荷となりましたが、やはり老舗のG&M社のボトルは安心して飲める物に仕上がっていました。

皆様のお越しをお待ちしております。