ウイスキー文化研究所リリースボトル2本入荷しました
暮れも押し迫る頃となりましたが、ウイスキー文化研究所リリースのボトルを入荷しました。
今回はハイランド地方ロッホローモンド蒸留所のインチマリンと、キャンベルタウンのグレンスコシアとなっております。
どちらも10年熟成と若めですが、土屋守氏おススメの逸品となっております。
●ロッホローモンド(インチマリン)
ハイランド地方ロッホローモンド蒸留所は蒸留に特徴的なローモンドスチルを使い、他には無いキャラクターを出しています。
ロッホローモンド蒸留所では原酒の作り分けにより複数の銘柄をリリースしておりますが、その中でも今回はノンピートのインチマリンです。
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
度数:57.9%
熟成:リフィルバーボンバレルにて約10年熟成
リリース元情報:魅惑的なフルーツ香がある。ごく少量の加水をすると、まるで陽だまりの中で味わうアップルティーのよう。
私見では、リリース元情報にもある通りフルーツ感が良く、加水をするとリンゴのニュアンスも出てきますがロッホローモンドらしい個性も現れてきます。
●グレンスコシア
キャンベルタウンに残る数少ない蒸留所の一つです。
今回はピーテッド麦芽で仕込みファーストフィルのヘビリーチャーしたアメリカンオークバレル樽で熟成させている、いわばピートとチャーのダブルスモークです。
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
度数:55.8%
熟成:1stフィル ヘビリーチャーアメリカンオークバレルにて約10年熟成
リリース元情報:通常のグレンスコシアよりピーティだが、加水をするとピート香が弱まりフレッシュなフルーツや上品な甘さが現れる。
私見では、ピーティーに加えちょっとケミカルなニュアンスも感じられますが、加水をするとピーティーとケミカルが弱まりフルーツ感が出てきます。
どちらもストレートだけではなく、積極的に加水をしてお楽しみいただきたいボトルとなっております。
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