Whisky Festival 2020 記念ボトル3本 入荷しました

本年度のWhisky Festival 2020 in 大阪と、本年初開催予定だったJapanese Whisky Festival は新型コロナウイルスの影響により開催が中止となりましたが、当日販売予定だった記念ボトルがウイスキー文化研究所よりリリースされました。

その中で今回はWhisky Festival 2020 in 大阪の記念ボトルであるカリラとベンリネス、及びJapanese Whisky Festivalの記念ボトルである赤屋根製造所 アブサンを仕入れました。

●CAOL ILA(カリラ)

蒸留:2008年

瓶詰:2019年(11年熟成)

度数:58.2%

カスクタイプ:リフィルホグスヘッド

リリース元テイスティングノート:

香りはスモーキーでピーティ。焚き火の燃えカス。穏やかな潮の香り。ややアーシーで、かすかなタールも感じる。海辺で一人、焚火をしているかのよう…。

味はスモーキーだがスイートで、スパイシー。ミディアムボディ。甘・辛・酸のバランスがとれていて、カリラらしいカリラ。

リリース元コメントにもある通り、カリラらしい比較的穏やかなピートのきき方とミディアムボディの味が良いです。

現在のオフィシャルと違い、樽によって付けられた濃厚さが無く素直にカリラを味わえるボトラーズならではの良さがおススメです。

(かつてカリラと言えばボトラーズ人気が高かったのですが、その辺の詳しい話はご来店時に店主へお尋ねください)


●BENRINNES(ベンリネス)

蒸留:2008年

瓶詰:2019年(11年熟成)

度数:54.3%

カスクタイプ:リフィルホグスヘッド

リリース元テイスティングノート:

香りは熟したバナナ、パイナップル、マスクメロン。フルーティーかつフローラルで、ハニーサックルやハリエニシダ、ヘザーの香りが漂ってくる。バタースコッチ、ショートブレッド、和三盆。

味はスイートで、旨みが凝縮されている。複雑でスパイシー。余韻は中程度で、スパイシーに切れ上がる。

個人的には味の凝縮感と複雑さが良いですが、加水するとその辺がぼやけてしまう気がします。

また、空いたグラスをしばらく置いておくとそれまで感じ難かった香りが出てきたりと、一杯で様々な変化が楽しめます。


●赤屋根製造所 アブサン

鹿児島の佐多宗二商店の赤屋根製造所で造ったアブサンです。

ベーススピリッツは自家製の芋焼酎で、これに42種類のボタニカルを使用し浸漬やインフュージョンなどを行い、蒸留したものです。

度数:55%

リリース元テイスティングノート:

 香りはレモン、柚子、山椒、スターアニス、生姜、マジョラム、ニガヨモギなど

ニガヨモギの味の他にも、様々なボタニカルの味が次々と現れるため、薬酒感以上にスピリッツとして純粋に楽しめる一杯です。

Whisky Bar 髙森(閉店しました)

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