ネパール産、南アフリカ産のウイスキー入荷しました

当店では世界5大ウイスキー以外にも、様々な国や地域のウイスキーを取り揃えておりますが、今回はネパール産ウイスキーと南アフリカ産ウイスキーを新たに入荷しました。

ネパール産の物はスコットランド産の原酒を使用していますが、ブレンドの割水としてヒマラヤの湧き水を使用しているという面白い物です。

対して南アフリカ産の方は、南アフリカの蒸留所にて作られた、正真正銘南アフリカ製の物となっています。


●OLD DURBAR BLACK CHIMNEY

・生産国:ネパール

・原材料:モルト・ブレンド用アルコール

・アルコール度数:42.8%

・概要:スコットランド産のピーテッドモルト原酒をアメリカンオークバレルにて8年間熟成させ、その後英国産のグレーンウイスキーとブレンドし数か月オロロソシェリー樽にて追加熟成。

ブレンド時の割水はヒマラヤの湧き水を使用。

飲んでみると、元々がスコットランド産原酒の為、良くも悪くも普通に美味しいブレンデッドウイスキーに仕上がっており、特に変な癖や荒っぽさなどはありませんでした。


●BAIN'S Cape Mountain

・生産国:南アフリカ共和国

・原材料:グレーン

・アルコール度数:43%

・熟成:1stフィルバーボンカスクで3年間熟成後、別の樽で2年間追加熟成

このウイスキーを製造しているのは南アフリカのジェームズ・セジウィック蒸留所です。

この蒸留所では、製法はスコットランドのスコッチウイスキーに倣っており麦芽も一部(ピーテッドモルトを)スコットランドより輸入している様で、かつて主力ボトルはスコットランドから輸入した原酒と自社製の原酒をブレンドして販売していましたが、今はほぼ自社製の原酒でまかなっているとの事です。

今回仕入れたBAIN'Sは、それまでのスコッチタイプの物ではないライトな物を作りたいという事で、シングルグレーンウイスキーとして2009年にリリースされた物です。

味は、グレーンウイスキーですがスッキリし過ぎず、バーボンの様にしっかりとしたグレーンの味が感じられ、雑味も無く良いです。

南アフリカ産ウイスキーの出来が予想以上で、シングルモルトも試してみたくなりました。


出かける事がありましたら、ちょっと変わったウイスキーでも飲んでみませんか?

皆様のお越しをお待ちしております。