樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2024年11月1日現在)
11月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
10月20日に3樽とも原酒を補充しましたので、アルコール度数が下がり熟成感も若くなりました。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約73か月熟成。(2024年10月に原酒補充)
アルコール度数:約60%(11月1日現在実測値)
先月より度数が下がりました。
香りは若干アーシーで爽やかなピーティ。
味はラガヴーリンらしいフルーティな華やかさとピーティ、珍しくピーティより華やかさの方が先に感じられました。
加水すると、より華やかさとフルーティが感じやすくなります。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約48か月熟成。(2024年10月に原酒補充)
アルコール度数:約62%(11月1日現在実測値)
こちらは先月と度数が変わっていません。
香りはちょっとひねた感じのシェリー樽感が強かったです。
味はアルコールの刺激が強めで、シェリー樽由来の渋味も感じ、後味で少しウッディが出てきました。
少量加水するとうっすらトマーティンらしいフルーティが出てきて、多めに加水するとバニラと華やかさが楽しめます。
●WOLFBURN(ウルフバーン)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約23か月熟成。(2024年10月に原酒補充)
アルコール度数:約60%(11月1日現在実測値)
こちらも先月より度数が下がりました。
香りは若干ケミカルなフローラルが強いです。
味はアルコールの刺激が強く、若いフローラルに加え若干重めです。
少量加水しても華やかさは薄いですが、少し多めに加水すると華やかさが楽しめるようになります。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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