樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2023年6月1日現在)
6月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
全体的に熟成感も深まりましたが、若干アルコールの刺激が強くなったため少量の加水で飲みやすくなりバランスも良いです。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約56か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約67%(6月1日現在実測値)
アルコール度数は先月とほぼ変わっていません。
香り・味、共に先月からの変化は少ないです。
香りは変わらずしっかりとしたアーシーなピーティが支配的です。
味はピーティにラガヴーリンらしいしっかりとした重さと、若干のフルーティを感じます。
加水するとピートに隠れていた華やさが前面に出てきます。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約31か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約65%(6月1日現在実測値)
アルコール度数は先月とほぼ変わっていません。
こちらも香り・味、共に先月からの変化は少ないです。
香りはベリーのニュアンスと、奥にバニラがあります。
味はシェリー樽原酒のニュアンスとフルーティが良く、特に濃いトロピカルフルーツの様な華やかさを感じます。酒質が軽すぎず重すぎずバランス良いです。
加水すると甘くビターな香りとフルーティな華やかさが強くなります。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約5か月半程熟成。
アルコール度数:約60%(6月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から変わっていません。
香りはウルフバーンらしいケミカルの奥にフルーティを感じます。
味はケミカルだが不快ではなく、ハイランドらしいしっかり感の中にも華やかさを感じます。
加水するとバニラが感じやすくなり、華やかさとしっかり感のバランスが良いです。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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