樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2023年5月1日現在)
5月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンです。
当店にて2018年9月27日より約55か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約66%(5月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から少し下がりました。
香り・味、共に先月からの変化は少ないです。
香りは変わらずしっかりとしたピーティー&スモーキーで、少しアーシーもあります。
味はピーティにラガヴーリンらしいしっかりとした重さと、若干のフルーティを感じます。
加水するとピートに隠れていた華やさが前面に出てきます。
度数が少し下がりストレートでも十分楽しめますが、少量の加水でラガヴーリンが持っているニュアンスを味わい尽くす事ができます。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約30か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約64%(5月1日現在実測値)
アルコール度数は先月とほぼ変わっていません。
こちらも香り・味、共に先月からの変化は少ないです。
香りはベリーのニュアンスと、奥にバニラや樽香があります。
味はシェリー樽原酒のニュアンスとバーボン樽原酒のニュアンスがバランス良く、濃いトロピカルフルーツの様な華やかさやバニラを感じます。
加水すると穀物感とウッディが前面に出てきます。
時間をおくとトマーティンが持つフルーティが強くなる印象です。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約4か月半程熟成。
アルコール度数:約60%(5月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から変わっていません。
香りはウルフバーンらしいケミカルさに麦芽やフルーティ、バニラを感じます。
味はフルーツやバニラ、ケミカル、麦芽やキャラメルの様な甘さを感じます。
(フルーティな要素は樽が以前熟成していたウシュクベの影響もあるかもしれません)
加水すると少し麦芽の甘さやフルーツ感が強くなります。
しばらく時間をおくと重さと華やかさのバランスが良くなります。
ウルフバーンらしいケミカルでモルティを持ちながらも、当店4か月半の熟成でかなり柔らかくなりました。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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