樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2023年4月1日現在)
4月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンです。
当店にて2018年9月27日より約54か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約68%(4月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から少し上がりました。
香りは変わらずしっかりとしたピーティー&スモーキーで、少しアーシーもあります。
味はピーティにラガヴーリンらしいしっかりとした重さと、若干のフルーティを感じます。
加水するとピートに隠れていた華やさが前面に出てきます。
度数が高いわりに飲みづらさは無いのでストレートでも楽しめますが、少量の加水で更にお楽しみいただけます。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約29か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約65%(4月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から少し上がりました。
香りはベリーのニュアンスと、奥にバニラや樽香があります。
味は先月まで主張が強かった追加原酒の中のシェリー樽原酒の味が弱まりましたが、濃いトロピカルフルーツの様な華やかさやバニラを感じます。
加水すると穀物感とウッディが前面に出てきます。
時間をおくとトマーティンが持つフルーティが強くなる印象です。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約3か月半程熟成。
アルコール度数:約60%(4月1日現在実測値)
アルコール度数は先月から変わっていません。
香りは麦芽やフルーティ、バニラを感じます。
味はフルーツやバニラ、麦芽やキャラメルの様な甘さを感じます。
(フルーティな要素は樽が以前熟成していたウシュクベの影響もあるかもしれません)
加水すると少しケミカルなニュアンスもあるが、麦芽の甘さやフルーツ感が強くなります。
しばらく時間をおくと重さと華やかさのバランスが良くなります。
前に詰めていたウシュクベ由来と思われるフルーティさはかなり弱まりました。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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