樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2025年1月2日現在)

新年あけましておめでとうございます。

1月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。

冬本番になってきてアルコール度数が高くなってきたので全体的にアルコールの刺激が強く、ストレートで飲む際は少し多めに加水した方が華やかさを楽しめます。


●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。

当店にて2018年9月27日より約75か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約67%(1月2日現在実測値)

先月に比べ度数が少し上がりました。

香りは若干アーシーなピーティ。

味はピーティでアルコールの刺激が強いです。奥にかろうじて華やかさが感じられました。

加水すると、ラガヴーリンらしい華やかさとピーティが感じやすくなります。

多めに加水するとピートが柔らかくなりラガヴーリンが持つ原酒の華やかさが際立って楽しめます。


●Highland Classic (ハイランド クラシック)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。

当店にて2020年11月10日より約50か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約66%(1月2日現在実測値)

こちらは先月に比べ度数がそれほど変わっていません。

香りは渋味が強く、ベリーの様な果実感がかすかに感じられます。

味はアルコールの刺激が強めで、渋味が強く感じます。

加水するとトマーティンらしいフルーティが出てきて、多めに加水すると更に華やかさが楽しめます。


●WOLFBURN(ウルフバーン)

シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。

当店にて2022年12月12日より約25か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約64%(1月2日現在実測値)

こちらは先月に比べ度数がかなり高くなりました。

香りはフローラルが強いです。

味はアルコールの刺激が強く、フローラルで若干華やかさもありながら重めです。

少し多めに加水するとフローラルやフルーティが感じやすくなり華やかさが楽しめるようになります。

また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。