樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2024年12月2日現在)

12月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。

冬本番になってきてアルコール度数が高くなってきたので全体的にアルコールの刺激が強く、ストレートで飲む際は少し多めに加水した方が華やかさを楽しめます。


●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。

当店にて2018年9月27日より約74か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約65%(12月2日現在実測値)

先月より度数がかなり上がりました。

香りは若干アーシーなピーティ。

味はピーティでアルコールの刺激が強いです。奥にかろうじて華やかさが感じられました。

加水すると、ラガヴーリンらしい華やかさとピーティが感じやすくなります。多めに加水すると華やかさが際立って楽しめます。


●Highland Classic (ハイランド クラシック)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。

当店にて2020年11月10日より約49か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約65%(12月2日現在実測値)

こちらも先月より度数が上がりました。

香りは渋いひねた感じ、熟した果実感が強かったです。

味はアルコールの刺激が強めで、渋味も感じます。

少量加水するとうっすらトマーティンらしいフルーティが出てきて、多めに加水すると更に華やかさが楽しめます。


●WOLFBURN(ウルフバーン)

シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。

当店にて2022年12月12日より約24か月熟成。(2024年10月に原酒補充)

アルコール度数:約60%(12月2日現在実測値)

こちらも先月と度数が変わっていません。

香りはフローラルが強いです。

味はアルコールの刺激が強く、フローラルで若干重めです。

少量加水しても華やかさは薄いですが、少し多めに加水するとフローラルやフルーティが表に出てきて華やかさが楽しめるようになります。

また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。