樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2024年5月1日現在)
5月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
春になりアルコール度数が下がり始めてきました。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約67か月熟成。(2023年11月に原酒補充)
アルコール度数:約68%(5月1日現在実測値)
先月より度数が下がりました。
香りは少しアーシーで濃厚なピーティがしっかり感じられます。
味はアルコールの刺激を若干感じるものの、ピーティ且つしっかりとしたラガヴーリンらしさが濃厚です。
加水すると、よりいっそうラガヴーリンらしい複雑さと華やかさが楽しめます。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約42か月熟成。(2023年11月に原酒補充)
アルコール度数:約67%(5月1日現在実測値)
こちらも先月より度数が下がりました。
香りはシェリー樽由来のベリー系とダークチョコレートの様な重さに、時間をおくとキャンディの様な甘さが出てきました。
味は若干渋味を感じますが不快ではありません。シェリー樽らしさとわずかなバニラに、時間をおくとトマーティンらしい華やかさが顔を出します。
加水するとトマーティンらしい華やかさが強くなります。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約17か月熟成。
アルコール度数:約67%(5月1日現在実測値)
こちらも先月より度数が下がりました。
香りは先月に引き続き重く、華やかさは薄いです。
味は重めな中にもバニラやお花を感じ、僅かに麦芽も垣間見れます。
加水すると華やかさが出てきます。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
0コメント