樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2024年3月1日現在)
3月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
全体的にアルコール度数が高くなり過ぎたので、加水した方がそれぞれの良さが楽しめるようになります。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約65か月熟成。(2023年11月に原酒補充)
アルコール度数:約70%(3月1日現在実測値)
先月よりまた上がり過去最高の度数です。
香りは濃厚なピーティです。
味はアルコールの刺激が強いですが、かろうじてピーティでラガヴーリンらしい重さが感じられます。
加水するとしっかりとしたラガヴーリンらしい複雑さと華やかさが楽しめます。
ロックにしても濃厚さが失われずオフフレーバーが出ません。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約40か月熟成。(2023年11月に原酒補充)
アルコール度数:約68%(3月1日現在実測値)
こちらもかなり度数が高いです。
香りはシェリー樽由来のベリー系とバニラがしっかり感じられます。
味はアルコールの刺激が強く、ダークチョコレート感が濃厚です。
少し多めに加水するとトマーティンらしい華やかさと複雑さが楽しめます。
ロックにしても濃厚さが失われません。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約15か月熟成。
アルコール度数:約70%(3月1日現在実測値)
こちらも過去最高に高い度数です。
香りは重い中にフローラルが出てきます。
味はアルコールの刺激が強く、かろうじてフローラルなニュアンスを感じ取れます。
加水すると華やかさが出てきて重さとのバランスが良いです。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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