樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2024年2月1日現在)

2月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。

全体的にアルコール度数が高く味が濃厚ですが、加水する事で更に華やかさを楽しめます。

また、ラガヴーリンとトマーティンは11月に補充した原酒が馴染んできた様です。


●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。

当店にて2018年9月27日より約64か月熟成。(2023年11月に原酒補充)

アルコール度数:約67%(2月1日現在実測値)

先月よりまた上がりました。

香りはしっかりとしたピーティです。

味はラガヴーリンらしい重さとフルーティや複雑さと強すぎないピーティがバランス良く、かつ濃厚です。

加水するとピートとアルコールの刺激が弱まりラガヴーリンらしい旨さと複雑さをより一層楽しめます。

アルコール度数が高いですが、その分濃厚さと複雑さもしっかり味わえます。

ただ、加水する事で複雑さに加え華やかさまで楽しめます。


●Highland Classic (ハイランド クラシック)

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。

当店にて2020年11月10日より約39か月熟成。(2023年11月に原酒補充)

アルコール度数:約66%(2月1日現在実測値)

こちらは先月から変わっていません。

香りは先月と変わらずほんのりとバニラやベリー系に樽香を感じます。

味はトマーティンらしい華やかさにシェリー樽のニュアンスなどが次々と現れ、こちらも非常に濃厚です。

加水するとより華やかさが楽しめ、バランスも崩れません。

こちらもストレートの濃厚さと加水後の華やかさが楽しめます。


●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)

シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。

当店にて2022年12月12日より約14か月熟成。

アルコール度数:約66%(2月1日現在実測値)

こちらも先月からほぼ変わっていません。

香りは若干アーシーで柑橘などの華やかさも感じられます。

味は濃厚なフローラルでフルーティも感じられ、ケミカルは薄くなりました。

加水するとフローラルなニュアンスが強くなり、麦芽の甘さも出て更にバランス良くなります。

こちらも重さが目立つようになりましたがケミカルが弱くなり、熟成感も強くなってきました。

加水すると更に華やかさが強くなりバランス良く楽しめます。

また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。