樽詰めウイスキー３品の近況報告です(２０２４年１月２日現在)

新年早速ですが、１月になりましたので恒例のミニ樽詰めウイスキー３品の近況をお知らせします。

全体的にアルコール度数が更に上がり味が重くなりましたが、どれも加水する事でバランス良くなり華やかさを楽しめます。

当店は本日より営業を始めておりますので皆様のお越しをお待ちしております。

●Classic of Islay　（クラシック オブ アイラ）

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。

当店にて２０１８年９月２７日より約６３か月熟成。（2023年11月に原酒補充）

アルコール度数：約６５％（１月２日現在実測値）

先月よりまた上がりました。

香りはしっかりとしたピーティです。

味はラガヴーリンらしい重さとフルーティや複雑さと強すぎないピーティがバランス良く味わえますが、アルコールの刺激が強めです。

加水するとピートとアルコールの刺激が弱まり複雑さをより一層楽しめ、少し多めに加水すると華やかさも楽しめます。

アルコール度数が上がりすぎて刺激が強いですがその分濃厚さと複雑さも強烈です。

ただ、加水する事で複雑さに加え華やかさまで楽しめます。

●Highland Classic　（ハイランド クラシック）

シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。

当店にて２０２０年１１月１０日より約３８か月熟成。（2023年11月に原酒補充）

アルコール度数：約６６％（１月２日現在実測値）

こちらもかなり度数が上がりました。

香りはほんのりバニラやチョコレートにベリー系と樽香を感じます。

味はわずかな渋味とチョコレートの後にバニラやベリー系のシェリー樽感が次々と現れます。

加水すると渋味が消えトマーティンらしい華やかさやフルーティが強くなります。シェリー樽感が強すぎずバランスが良いです。

こちらもアルコール度数が上がりすぎて刺激が強いですが１２年では味わえない凝縮された味が楽しめます。ただ、加水する事で複雑さに加え華やかさまでバランス良く楽しめます。

●WOLFBURN　LANGSKIP（ウルフバーン　ラングスキップ）

シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。

当店にて２０２２年１２月１２日より約１３か月熟成。

アルコール度数：約６５％（１月２日現在実測値）

こちらもかなり度数が上がりました。

香りは重めで、アルコール感と少し華やかさが感じられます。

味は重さが目立ちますが、麦芽の甘さや華やかさが感じられます。また、アルコールの刺激が強いです。

加水するとお花の様な華やかさが現れ、麦芽の甘さも強くなりバランスが良くなります。

こちらもアルコール度数が上がりすぎて刺激が強く、華やかさよりも重さが目立つようになりましたがケミカルが弱くなり熟成感も強くなってきました。加水すると華やかさが強くなりバランス良く楽しめます。

また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。