樽詰めウイスキー3品の近況報告です(2023年10月9日現在)
月初にお休みをいただいた関係でいつもより遅くなりましたが、恒例のミニ樽詰めウイスキー3品の近況をお知らせします。
3種類ともアルコール度数が先月より少し上がり、味が若干重くなりました。
ただ、少量の加水でいずれもバランス良くなり華やかさを楽しめます。
●Classic of Islay (クラシック オブ アイラ)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はラガヴーリンと言われています。
当店にて2018年9月27日より約60か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約63%(10月10日現在実測値)
アルコール度数は先月より若干上がりました。
香りは変わらずしっかりとしたアーシーなピーティです。
味も変わらずラガヴーリンらしく、しっかりとしたピーティの奥にフルーティを感じます。
加水すると華やさが強くなりピーティとのバランスが抜群です。
先月に比べ度数が上がった影響か、やや重めになった印象ですが加水することでバランスが良くなります。
●Highland Classic (ハイランド クラシック)
シングルモルトスコッチウイスキーで、中身はトマーティンです。
当店にて2020年11月10日より約35か月熟成。(2022年12月に原酒補充)
アルコール度数:約60%(10月10日現在実測値)
アルコール度数は先月より若干上がりました。
香りはベリー系やチョコレートっぽいシェリー樽由来のニュアンスが強く感じます。
味はシェリー樽由来のベリー系などを先に感じ、やや遅れてバニラや華やかさが出てきますがその分余韻は長いです。
加水するとシェリー樽感の重さが若干弱まり華やかさとのバランスが良くなります。
こちらも重さを感じるようになりましたが、少量加水することでバランスが良くなります。
●WOLFBURN LANGSKIP(ウルフバーン ラングスキップ)
シングルモルトスコッチウイスキーのウルフバーンです。
当店にて2022年12月12日より約9か月半程熟成。
アルコール度数:約57%(10月10日現在実測値)
アルコール度数は先月より若干上がりました。
香りは華やかさを伴うケミカルが強いです。
味はしっかりとした重さの中にドライフルーツなどを感じますが、先月感じた華やかさは薄れました。
加水すると華やかさが出てきます。
こちらも重さを感じるようになりましたが、少量加水することで華やかさが出てきてバランスが良くなります。
また、ウルフバーンの通常ボトルも各種ありますので当店での樽熟成前後の比較もできます。
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